タイトル 令和版 神速の麻雀 [堀内システム55]
著者 堀内正人
編者 福地誠
定価 本体１５００円＋税
この麻雀戦略本を読んで私は勝率が一気に上がりました。また勝率だけでなく、ラス回避率も格段にあがり、そしてなにより麻雀をもっと好きになりました。
この本は元・日本プロ麻雀連盟/元十段位の堀内正人さんが出版された麻雀戦略本で、自分をＡＩ化してしまう究極のデータ麻雀「堀内システム」について書かれています。
膨大なデータから導き出された結果をもとに作られた戦略本で、はっきりと結果を数字化して書いてあるので、デジタル派の人にはとても納得のいく一冊になると思います。
第1章は手順について、第２章はリーチについて、第３章は鳴きについて、第４章はオリについて、第５章は祝儀についてが書かれており、攻撃面でも守備面でもとても参考になります。また、途中で雀荘に勤務していた時の裏話や、高レート麻雀に参加した時の体験談も書かれており、とても面白かったです。
普段私が麻雀をしているときは、気分や雰囲気任せで判断をしてしまうことが多かったですが、この本を読んでからはなるべく「堀内システム」に頼るようになりました。
その結果雀荘また仲間内でする麻雀どちらともで勝率がとてもあがりました。
その時の気分ではなく、裏付けされたデータをもとに考えてしたら、トータルで収支がプラスになり、自分の麻雀の打ち方を気分や気持ちに左右されることなく打てるようになりました。たとえ放銃してしまったとしても、自分もルールに従ってしてしまったので仕方ないなと思うようになりましたし、メンタル面でもあまりブレなくなりました。
また、祝儀について書いてある章ではフリー雀荘を意識した打ち方も解説してあり、お店ごとでルールやチップの違いで微妙にリーチ判断や押し引きのバランスなども違ってきます。そこら辺の微妙な差も書いてあったのでとても参考になりました。
現在麻雀で勝てなくて悩んでいる人や、もっと麻雀について知りたい人にはぜひ読んでほしい一冊だと思います。
